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(最新更新日:2024年3月23日 掲載日:2018年8月1日)
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ちなみに写真は「ど素人」なので悪しからず・・

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表題の映画「道」は1986年に公開ですが、ちょうど私が一人暮らしを始めた1988年以降に、家でビデオを見るためにレンタルビデオ店で借りてきて観た映画です。当時はサラリーマンでしたが、一人なので部屋にいる時はひまだったのでビデオを借りまくっていました。もちろん自分の好きなちょっと暗めの人間模様ものか、香港やアメリカの格闘ものやドタバタなどの娯楽ものが中心でした。

主演は仲代達矢で、トラックの運転手だったと思います。設定では彼は妻がいるのに、仕事先かなにかで知り合った若い女性と恋に落ちてしまうような、シンプルな設定だったと思います。若い女性役は藤谷美和子でした。

ここはあらすじを掲載するためのサイトではないので、これ以上は記載しませんが、かなり昔に一度だけ観たので、記憶のほうも定かではありません。

たしか当時のビデオのケースにも書かれていましたが、この映画はフランスの映画のリメイクだそうで、音楽もそのような物悲しいヨーロッパ的なメロディーが終始流れていたのをおぼえています。哀愁のある曲好きな私なので、そのせいで印象に残っているのかもしれません。

でも観ているうちに、シンプルな内容なのに見入ってしまいました。

この映画はDVDにリメイクしたものは発売されていないようで、少し前にAmazonでは中古ビデオがかなり高価な値段で売りに出されていました。多分ほとんど出回っていないのだと思います。この記事を掲載するために先程同様にAmazonを見たら、すでにそのビデオの販売もされていないようでした。

私は学生時代に少しだけかじっただけの事実上ど素人ですが、この映画に見入ってしまったもう一つの大きな理由は、音楽だけでなく、演出、配役、演技などの素晴らしさもあるのかも、と思いました。

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このドラマはフジテレビで2000年の秋に放送された番組で、私の知る限りはその後再放送されたのを観たことがありません。でも個人的にはすごく印象に残ったドラマでした。

私は基本的にはドラマは1話完結型のサスペンス系のドラマをよく観ます。連続ドラマはあまり観ません。また映画は「高倉健」にだいひょうされるような人間模様ものか、逆に外国に多いのですが、ドタバタや喜劇など純粋な娯楽ものを中心に興味があり、機会があれば観ています。

表題の「ラブコンプレックス」は少々ドタバタ系の要素がたっぷり組み込まれた連続ドラマでした。
主演は唐沢寿明、反町隆史です。実はストーリーはほとんどおぼえていません。
これは台本なのか、唐沢のアドリブなのかは不明ですが、ドラマは終始唐沢の意表を突くような、まるでアドリブのような気の利いた演技が続き、内容よりも、切り取られた彼のその度ごとの演技に見入りました。

その繰り返しで、約3か月の放映期間はあっという間に過ぎてしまった、というのが当時の印象です。

その後、このドラマが再放送されたのは個人的には観ていません。
今でも、再放送してほしい、と思っています。
イケメンなのに意表を突くっような絶妙な演技を連発する、唐沢の魅力がいっぱいつまったドラマだと思っています。

Amazonで調べてみたら、番組のDVDは発売されているようです、
ただ連続ものなので、そろえて買うとそれなりの値段になってしまうようです。
中古品のバラ売りもありました。
ご参考までに・・

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和久峻三の推理小説をテレビドラマ化した、俳優の藤田まことが主演のサスペンスです。
1979年から藤田が逝去された2010年まで全32回放送された、人気シリーズで、ご存知の方も多いと思います。

何といってもこのドラマの最大の「売り」と感じているのは、まず音楽です。
あのギターの名手のクロード・チアリが作曲、演奏している「夜霧のシルエット」が番組の中でも頻繁に流れます。まさに番組と一体化した「魅惑のメロディー」です。
この曲については、下記のブログに記載してあるので、そちらをご覧ください。
(下記のバナーをクリックまたはタップするとご覧になれます)

さてドラマですが、
藤田まことが「音川音次郎」という京都府警のベテラン刑事として、事件を解決するという比較的シンプルな構成です。彼が出演してあまりにも有名になった「はぐれ刑事純情派」や「必殺シリーズ」などと同様、藤田の独特の人間味が浮き上がるようなドラマです。またドラマでは、随所にお約束的なギャグ的な部分も埋め込まれていて、ある意味ずっと見ている人の期待を裏切りません。

出張するまでの課長とのやり取り、また出張帰りの土産のこと、また課長の紹介の行きつけの小料理屋のおかみとのやり取りなど、ドラマの内容とは別に楽しめます。

レギュラー出演者もそんなに多くなく、府警の課長役の遠藤太津朗、音川の娘役の萬田久子、刑事役も多少の入れ替わりはありますが同じような面々です。

何が面白いのか?は観てみればそれぞれの方が感じるところはあると思いますが、私はこのシリーズをずっと楽しみに観ていました。藤田が逝去されても、今でもたまにBSのテレビ朝日でも近年の作品は再放送されているようです。特に今までは藤田の命日の春先あたりには再放送が多いという印象です。今後もたまに放送されることを願っていますが、こればかりはテレビ局の方針や都合もあるので、どうなるかは予測が難しいと思っています。

実は藤田まことには私は個人的に妙な親近感を持っています。もちろん面識などはありません。
以前祖父母の実家が豊中にあったころ、祖父母の実家は豊中市上野6丁目(現上野東3丁目)にあり、「青池」という大きな池に面して家がありました。池の対岸は東豊中というところで、そこに藤田の家があったからです。

ただそれだけの話なのですが、学校に行くまではほとんど入り浸っていた家です。祖母が体調を崩していた時期が長く、その関係もあり、小学校のころも夏、冬はほとんどの期間いた家です。いつも家に行って「こんにちわ」みたいなことを言うと、祖母は「ちがうやろ。ただいまやろ」と言われました。
いつも祖父母の家のお茶の間から池越しに「青池」と東豊中の風景があり、遠目に「池田銀行」という看板が見えました。多分その近辺だと思います。

よく祖母が「池の向うにな、藤田まことが住んではるよ」
と言っていました。いつごろから言っていたのかは記憶にありませんが、子供心にそのことだけ印象に残っていたくらいです。
それくらい大阪の人にとっては、ある意味スーパースター的な喜劇役者だったというイメージです。

また話が戻りますが、このドラマは最初は少し違う構成だったみたいで、そのころのことはくわしく知りませんが、定着してからは一貫して、藤田が存命中は、前述の構成を守って放送されていました。

中でも、近年は再放送でも放映されなくなりましたが、にっかつ出身だと思いますが女優の宮下順子が出演した「20時18分の死神 花嫁の父音川 美貌の未亡人と対決」や、「みちのく津軽 こぎん刺しの女」、女優の酒井和歌子が出演した「高千穂から消えた美女と夜神楽の謎」、また昼メロの女王という印象の中野良子が出演した「殺しを告げる女」が好きです。
もうストーリーを知っていても何回も再放送を観ていました。

内容についてはネタばれになるので、触れませんが、特に「津軽~」はサスペンス全体で考えても名作の部類だと思っています。

とにかく機会があったら自分も観たいのですが、他の方でもしご覧になっていない方がいたら一度は観てほしいと思っています。

最近それなりに高額ですが、この番組をリマスターして、数作ずつ収録したDVDも発売されたようです。

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ゴールデンウィークということで、過去にテレビを録画してそのままになっていた映画の一部を見ることができました。
特に以前に高倉健が逝去された時の特集番組などを録画した、映画を観ました。
最初はすでに何回か観た「駅 STATION」に触れましたが、今度は彼の遺作になった映画「あなたへ」を観たのでそのことにも触れたいと思います。この作品は共演の名脇役である大滝秀治(故人)の遺作にもなったそうです。

高倉健が演ずる刑務官と亡き妻との愛情が絡んだ、人間模様の映画という感じでした。
話自体は結構シンプルで、観ながらセンセーショナルな驚きとかはそんなにありませんでした。ネタばれになったらいけないので、内容の話はこれくらいにしておきます。

ただこの映画、私もそうですが、「夫婦って何だろう?」とか「愛情って何だろう?」、「人間関係の本質」など、特にこれから元気でいれば皆、高齢化してゆく私たちの年代には、考えさせられる部分がすごくありました。

今世界は感染症や戦争、経済波乱などの影響もあり、若い人も含め「これから世の中どうなるんだろう?」という気持ちが皆強くなっているような社会情勢になっていると感じています。

そんな中で「生きていること」をあらためて考えさせられた、と思っています。

私にも家族はいますが、子供はいません。夫婦とも父親はすでに他界しましたが、母親は両方とも健在です。でも時間が経つととともに自分たちも含め、必ず皆老いていきます。

仮に子供や、兄弟の家族がたくさんいても、明るい未来が見渡せるような社会ではないかもしれません。

結局その日その日を淡々と過ごしていく他はないのかもしれません。

「あいだみつお」の名言を編集した本でも読んでみようかな、とも思ってしまいました。

まだ当時テレビから録画した高倉健が出演した映画で観ていいないものが複数あるので、またそのうち記載するかもしれません。

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皆さんご承知と思いますが、あの国民的な名優の高倉健(故人)主演の映画です。
1981年に東宝から公開されたようです。
監督は降旗康男(故人)、脚本は倉本聰、と制作スタッフもすばらしい方々みたいです。
高倉健以外のキャストも倍賞千恵子、田中邦衛(故人)、大滝秀治(故人)など名だたる名優が目白押しで出演していて、その方々の演じる役にも魅了されます。

実は私は高倉健については昔は任侠映画のスターという印象で、当然子供だった私はそのようなジャンルに興味はなく、そのころの作品は観たことはありません。でも昭和51年くらいから、一般の人間模様の映画に出演するようになり、さらに人気が高まったように思います。寡黙で、ほとんど台詞も言わないような役柄が多く、その彼の「物言わぬ表現」にも見入ってしまうような不思議な魔力を持った役者さんだと感じています。「自分は~~です」というどすの利いた丁寧な話し方も、彼独特のものだと感じています。

私は学生時代に少しだけ劇関係をかじった程度なので、個人的な素人考えですが、上手いとか、表現力があるとか、そのような一般的なレベルで語るような役者ではなく、多分世界でもまったく似た雰囲気の人がいないような一種の特別なブランドのような国民的、世界的な役者さんではないか、と感じています。

つまり作品の中で高倉健が誰かの役を演じるではなく、高倉健がで演じることもセットで作品全体が完成する、というふうに感じています。
※文章力がないので、すみません・・。

中でもこの作品は、実は何回か観たことはあり、内容は大体知っていましたが、またこの記事を書くためにテレビの放映を録画してあった「駅 STATION」を再度観ましたが、また見入ってしまいました。

この映画は私の好きな、少し暗い、人間模様の映画で、舞台は北海道です。
特に冬の風景が多く、住んでいる人は色々大変だと思いますが、観ている人にとっては、古いディーゼルカーが走るローカル線の古びた駅舎、荒涼とした海、ひなびた漁村の風景など、それだけでこの映画の内容にはぴったりで、心揺さぶる風景だと感じました。

そして私は鉄道ファンなのでおぼえていますが、この映画の中心の舞台になった留萌本線の留萌ー増毛間は2016年に廃止されました。廃止当時も「映画【駅 STATION】の舞台になった増毛駅が廃止されます」と、鉄道ファンのみならずともご存知なくらいメディアでも大きく報道されました。

この話は直接関係ありませんが、私は1983年に北海道を鉄道を乗り継ぎながら旅行しましたが、当時はこれも廃止になった「深名線(名寄ー深川)」に乗り、留萌には行きませんでした。今考えるとどちらも便利な線でもなく、同じ様な経路なので「この旅情豊な留萌本線に乗車するんだった」と思ったくらいです。

また飲み屋のおかみと話すシーンでは、当時ちょうど流行っていて、酒飲みがこのような雰囲気の店で飲むときにはこれ以上の曲はなさそうな、「八代亜紀」の「舟唄」が流れるシーンがあり、それがまた郷愁を誘いました。多分この映画以降に「舟唄」を聴きながらコップ酒をちびちびやるのが好きな人が全国で激増したのではないか?と思っています。

高倉健の魅力を感じながら、話にも見入り、さらにこのような私の情緒や感性をくすぐる、すばらしい映画であると、思っています。

この映画は多分誰でも知っているような有名な映画なので、またテレビで放映する機会もあると思いますし、DVDなども広く販売されていると思っています。

ゴールデンウィークで若干時間が取れるタイミングもあるので、録画してそのままだった健さんの他の映画も観てみようと思っています。

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先日記載した「俺たちの勲章」と並ぶ私たちの世代??では当時の「かっこいい」トレンドの最先端だったテレビドラマと思っています。国民的な人気になった「太陽にほえろ」で舞台の七曲署の若手刑事「マカロニ」役として大活躍、GS歌手から俳優業へ大きく脱皮した「ショーケン」こと萩原健一(故人)と現在も「相棒シリーズ」で絶大な存在感を見せている水谷豊のコンビが、探偵として、わけのわからない依頼を受けて、様々な事件などに巻き込まれる、スリリングなドラマ、という印象です。ちなみに「太陽にほえろ」では「マカロニ刑事」は約1年間で役柄上殉職して、後継が松田優作演じる「ジーパン」でした。

「ショーケン」が今度はほぼ単独で主役になったドラマ、という認識でした。
そして「ショーケン」が演じる「おさむちゃん」とコンビだったのが水谷豊が演じた「あきら」の2人を中心に話が進みました。水谷は事実上初めてドラマでレギュラーで出演したのが、このドラマのようです。

ちなみに水谷の出身地は東京ではないようですが、子供のころに家庭ごと上京したようで、彼が通った私立高校は通学がたまたま私の通う都立高校と同じバスでした。彼は私よりもかなり年上ですが、そのことや彼の話は結構知られていました。真偽は不明ですが、高校時代は体操部にいた、など地元ならではの噂話もありました。

このドラマを当時の私たち少年たちが「かっこいい」と思った大きな理由の一つは、最初のオープニングの場面です。

まず最初に流れる主題歌ですが、「太陽にほえろ」と同じく元GSのスパイダースの井上堯之(故人)が中心になって結成した井上堯之バンドが音楽を担当していました(挿入曲は井上と大野克夫の作曲)。これもヒットの要因になったのだと思いますが、何よりもその軽快な音楽に合わせて、「ショーケン」が古びた自分の部屋で食事をする場面が毎回流れました。

とにかくこの場面がかっこよく映ったと思っています。

細かい順番などははっきりおぼえていませんが、
朝か昼寝かは不明ですが、たしか寝床から起きて、ヘッドホンをはずします。
そして冷蔵庫から牛乳などを持ってきます。次に牛乳を昔、よく私たちがやったように、ビンの上の紙のキャップを口と歯で外し飲み始めます。そして手近にある新聞紙で前掛けをつくり、胸に装着します。その後多分トマトを丸かじりしながら、食べかけのコンビーフをかじったと思います。
さらにまた牛乳を飲む・・、という感じです。

今では信じられないかもしれませんが、
当時はこのような、少し貧乏くさいくらいの粗雑な環境で、乱暴に食事をする姿というのが、妙に野性的でかっこよく映ったのだと思います。多分そう思ったのは私だけではなく、その様子を真似する姿もよくみかけました。またこれも不思議なことですが、同じメニュー、かっこうをするのもけっこう流行ったような気がします。またトマトの丸かじりも流行り、あのコンビーフも妙においしそうで、私もひそかに家にコンビーフがあった時に真似して食べた記憶がありました。

それからこのドラマも配役がすばらしかったと思っています。
探偵の依頼元の事務所の女社長?があの名女優の岸田今日子(故人)、その秘書のような男性が岸田今日子の実の親戚の岸田森(故人)、女性事務員が当時きれいで少年たちのあこがれの対象だったホーン・ユキでした。

そのつどのゲストもやはり当時イケテいた俳優が出演、また少しきわどいエッチな場面もあり、私たちの好奇心を十分に満足させるような内容でした。

このドラマはやはり根強い人気がるようで、今でもCSなどで放映されているようです。

ちなみにネットで調べたら、4月上旬にCSのホームドラマチャンネルで再放送があるようです、
有料チャネルなので契約していないと見れないと思いますが、参考までにリンク(下記バナー)を記載しておきます。またDVDはAmazonなどで調べた範囲では結構出ているようです。

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一部の世代の人たちにとっては、伝説の刑事ドラマであり、俳優としての松田優作(故人)の存在感を大きくアップさせた番組だと思っています。

私がちょうど中学1~2年の時に、少なくとも一部の少年たちの間ではブームになっていました。
日常生活の中でも、ドラマで松田優作が吐き捨てるように言放った”台詞”を真似ていたくらいです。

他の世代の方々がどう感じていたのか、は定かではありません。

ご承知の方が多いと思いますが、「太陽にほえろ」が国民的な刑事ドラマになり、その番組内でも主役級の存在感を出していたのが松田優作でした。

その松田優作とゴールデンの青春ドラマの事実上の第3弾「われら青春」で一気に有名になった中村雅俊の2人が主役の刑事役になった刑事ドラマです。

破天荒で皮ジャンの中野刑事(松田)と、見かけも中身も青春ドラマから飛び出してきたような五十嵐刑事(中村)の2人が色々な事件で活躍するという、当時の青少年たちには、”超カッコイイ”、と感じたドラマでした。

警察署は「相模警察」で、署内の彼等の数少ない理解者だった内勤の室長はあの渋い柳生博が演じていました。また今ではジェンダーの問題もあり、うっかり言えなくなりましたが、当時の刑事課の庶務のお茶くみ的な女の子役は坂口良子(故人)でした。坂口は早くに亡くなりましたが、若い頃はアイドルのようなかわいらしさで、中高生には絶大な人気がありました。私が最初にテレビで印象に残ったのは「太陽にほえろ」や「傷だらけの天使」でしたが、本格的にこのようなドラマに定着したのは、私の中ではこの番組でした。また近くの喫茶店?か定食屋?のママが結城美栄子、店員が佐藤蛾次郎でした。

また登場人物も当時の少年たちから見ると結構イケテいて浅茅陽子、水谷豊、五十嵐淳子(五十嵐じゅん時代は歌謡番組のMCなどもやっていて、このドラマに出演後に中村と結婚)など、今考えてもいい配役だったと感心するばかりです。

それから舞台は横浜ばかりではなく、今頭の中でざっと思い返しても甲府や霞ヶ浦、鹿児島など地方でのロケも多く、当時の旧型車両や地方交通線の様子、地方都市の街並みなどが出てきて、旅や鉄道好きの私の心を満たしました。

さらに吉田拓郎が作った主題歌(インストゥルメンタルで演奏:トランザム)も心地よく、そして挿入歌「いつか街で会ったなら」という歌を中村雅俊が歌い、この歌も大変好きでした。
※ちなみに後になって主題歌も「いつか街で会ったなら」は中古レコードを買って、今でも大切に持っています。特に歌詞が聴くたびに心を打ちます。

時々CSの再放送で放映されているようですが、地上波やBSではまず見ることはできない状況のようです。ただDVDはAmazonを見る限りは結構出ているようです。それからネットではやはり隠れファンやオールドファンが多いのか、結構色々載っているので、ご興味がある方は調べてみると面白いと思います。

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